乳首が痛い原因とは|生理前・妊娠・片方だけ痛いときは危険な病気?

乳首が痛い原因とは|生理前・妊娠・片方だけ痛いときは危険な病気? | 更年期の友

 

  • 乳首がヒリヒリと痛い。
  • 乳首がズキズキと痛む。
  • 下着が擦れるだけで痛い。

 

授乳中などは赤ちゃん吸われることでヒリヒリと痛むこともありますが、日常生活の中でも、急に乳首が痛くなることってありますよね。

 

女性なら誰しもが経験のある乳首の痛み。
一体、乳首が痛くなる原因は何なのでしょうか。また、片方だけが痛むときなどは、やはり病気の可能性もある?

 

今回は、乳首が痛む原因とその対策についてご紹介いたします。

 

乳首が痛い主な原因はホルモンバランスの変化

乳首が痛い原因は、主にホルモンバランスの変化によるものがほとんどです。

 

女性は生理周期や妊娠・出産があるので、目には見えないですが、体の中ではホルモンのバランスが常に変化しています。

 

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女性ホルモンは主に2つ存在し、エストロゲン(Estrogen)とプロゲステロン(Progesterone)というものが存在します。

 

卵胞ホルモンとも呼ばれるエストロゲンは、受精卵を育てるために子宮にフカフカのベッドを作るために働き、黄体ホルモンと呼ばれるエストロゲンは、妊娠状態を維持するために働きます。

 

受精卵が作られなかった場合は、いったん作ったベッドを体外に排出し(経血)、再度精子を受け入れる準備を始めます。

 

このサイクルを生理周期(月経周期)と呼び、通常28日間で1サイクルを終えます。

 

そして、乳房が張って乳首に痛みを感じるのは、エストロゲンが減り、プロゲステロンが多くなる時期に起こりやすいと言われています。

 

プロゲステロンが働くと妊娠状態を維持させるために体温が高くなるだけではなく、赤ちゃんに母乳を与えるために乳腺組織を発達させようとする働きもあるからです。

 

このように、女性ホルモンのバランスが変化する各タイミングで、乳首が痛く感じることが主な原因です。

 

乳首が痛いと感じるタイミングとは

 

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生理前

これは先ほどご説明したように、プロゲステロンの働きが活発になる時期だからです。生理前は月経前症候群(PMS)と言って、乳首や胸が痛く感じるだけでなく、イライラしやすくなったり、食欲が増したり、様々な症状が起こります。

 

成長痛

成長期になると女性ホルモンが急激に増えることによって、体のラインも急に女性らしくなります。乳房が膨らむ時に乳腺も発達するので、乳首や乳房全体が痛く感じます。

 

妊娠初期

妊娠初期も生理前と似た状態となるため、乳首が痛く感じることがあります。どちらもプロゲステロンによって生じているため自己判断で見分けることは難しいですが、乳首の痛さに関して言えば、一般的には妊娠初期の方が強く感じることが多いと言われています。

 

その他、高体温期が3週間以上続いている場合やおりものが黄色っぽくなったなどの場合は、妊娠初期である可能性があります。

 

授乳中

授乳中の乳首の痛みは大きく分けて2種類あります。それは、母乳がうまく体外に排出できずに乳腺が詰まってしまい痛く感じる場合と、赤ちゃんがうまく吸えないことで乳首が痛く感じる2パターンが考えられます。赤ちゃんが強く吸うことで乳首が切れてしまい、傷が悪化してしまうこともあります。

 

更年期障害

40代後半〜50代になると、女性ホルモン(エストロゲン)の分泌量が急激に減少することで起こる更年期障害。やはりこちらも、女性ホルモンのバランスが崩れることによって痛みが発症しています。

 

乳腺症

乳腺症とは、乳がんとは関係がありません。
乳腺症とは、あくまでも乳腺に関する様々な症状を総称した呼び名であり、危険な病名などではありません。これまでご紹介した様に、女性はホルモンバランスの変化によって、乳腺に痛みや違和感を感じることがよくあります。それが毎月のように起こっていくと、様々な病変が乳首に残ってしまうことがあります。それらの症状を総称して、「乳腺症」と呼びます。

 

まるで乳腺の大きな病気なのかな?と勘違いしてしまいそうな名前であることから、将来的にこの呼び名は変わるかもしれないとも言われています。

 

乳首が痛いのはもしかして病気が原因?

 

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では、乳首が痛い原因が病気である場合には、一体どんな病気が考えられるのでしょうか。

 

乳口炎

授乳中の乳首の痛みなら、乳口炎の可能性が。赤ちゃんの吸い方が下手だったり脂肪分の多い食事を多く摂っていたりすると、おっぱいが詰まってしまいます。
すると、乳首の先に白斑と呼ばれる1〜2mmの小さな白ニキビの様なものが出来、母乳の出口を塞いで乳首に炎症を起こしてしまいます。

 

乳腺炎

授乳中の方がよくなる病気として有名です。赤ちゃんがまだうまくおっぱいを吸えない時期だと、乳汁が乳管にたまって「急性うっ滞生乳腺炎」になってしまいます。また、この状態の時に乳頭から細菌が入ると「急性化膿性乳腺炎」となり、痛みは激しくなり、高熱が出るまでに発展してしまいます。

 

乳輪下膿瘍(にゅうりんかのうよう)

授乳経験がない女性でも、乳頭から細菌が入って感染を起こし、乳輪の下に膿がたまってしまうこともあります。ヘビースモーカーの方がなりやすいとの報告が多く、その関連性が強く疑われています。

 

乳頭ヘルペス

ヘルペスウイルスが乳頭に感染し、痛みや痒みを伴う水ぶくれができることがあります。ヘルペスは感染症なので、ヘルペスを保有している人と直接的または間接的に接触することで感染します。
初期症状では風邪の様な症状で、ほとんど無自覚で終わってしまうこともあります。一度感染すると完治することはなく、ストレスを強く受けたり、免疫力が弱まるとヘルペスウイルスが表に出てきます。

 

最初はピリピリ・チクチクとした症状ですが、だんだんと赤く腫れていき、水ぶくれが出来てジュクジュクとした状態になります。約2週間ほどでかさぶたとなり自然と治ります。

 

乳房パジェット病

乳頭内にできる皮膚ガンの一種です。パジェット細胞というがん細胞からこの名前がきています。湿疹の様な赤みや脱色素斑、かゆみ、痛みなどの症状が現れます。

 

乳首が痛いときの乳がんとの見分け方

 

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実は、乳がんの初期症状としては、痛みを感じることはほとんどないと言われています。しかし、長期間にわたり痛みが生じる場合は乳がんの可能性も否定はできません。

 

では、一体どんな症状がある時に、乳がんを疑うべきなのでしょうか。

 

  • しこりがあり、触ると硬い
  • 乳房がくぼんでいる
  • 左右の乳房の大きさやハリが異なる
  • 片方の乳首からだけ茶色っぽい液が出てくる
  • 片方の乳房だけジュクジュクしていて治らない

 

このように、乳がんが疑われる症状はいくつか存在します。

 

痛みを感じて乳がん検診を受ける方も多い様ですが乳がんの初期症状の自覚は9割がしこりなのだそう。しかも、痛みを伴わないしこりということですから、むしろ注意が必要ですね。

 

乳首が痛い!男性の場合はやはり乳がん?

 

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では、男性で乳首がピリピリと痛む場合は、乳がんの可能性はあるのでしょうか。また、そもそも男性は乳がんにかかるのでしょうか。

 

男性でも乳がんになる

結論からお伝えすると、男性でも乳がんは発症します。また、その確率はおよそ1%程度だと言われており、乳がん患者の100人に1人ぐらいの確率ですので、それほど多いわけではありません。

 

女性化乳房症

あまり知られていないのが「女性化乳房症」。
男性でも女性ホルモンは分泌されているのですが、その女性ホルモンが急激に増加したことにより乳腺が発達して、乳首に痛みを感じることがあります。

 

これはホルモンバランスが不安定な成長期に起こったり、薬の副作用で起こったりすることもあります。

 

乳首が痛い時は何科に行けばいいの?

 

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乳首が痛い時は、きちんとした検査が受けられる様、乳腺外来(乳腺外科)に行きましょう。

 

  • 妊娠じゃないのに恥ずかしい
  • 男性なのに恥ずかしい

 

こんな思いから病院へ行くのを躊躇してしまう人も少なくありませんが、病気の可能性もあるので、乳首が痛いと感じたら早めに専門機関へかかりましょう。

 

乳首が痛いときの対処法

 

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締め付けの少ない下着を着用する

生理前や妊娠初期・妊娠中などで乳首が痛く感じる場合は、なるべく擦れても痛くない素材の下着を選びましょう。乳首の皮膚は薄いので、柔らかい素材のものがおすすめです。

 

保湿する

授乳中などで乳首が切れて痛い時は、赤ちゃんが舐めても大丈夫な治療薬を病院で処方してもらったり、赤ちゃんの口に入っても大丈夫な「ラノリン」や「馬油」、「ワセリン」や「オリーブオイル」などで保湿をしたりしてケアをしましょう。

 

食事

脂肪分の多い食事をすると乳腺が詰まりやすくなってしまうため、バランスの良い食事を心がけましょう。ホルモンバランスを整えるためには、たんぱく質、ビタミン、ミネラルとバランスよく摂取することが大切です。女性ホルモンの減少に悩んでいる女性なら、イソフラボンの含まれる大豆製品などがおすすめです。

 

更年期障害ならエクオールが期待大

 

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更年期障害などによる女性ホルモンの減少に悩んでいるのなら、エクオールサプリメントがおすすめです。通常の食事からはなかなか摂取することが難しいとされているので、投薬治療などはなるべく避けたいと考えている女性の強い味方となってくれます。

 

 

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