ホルモン補充療法を分かり易く解説!危険な副作用は?

ホルモン補充療法を分かり易く解説!危険な副作用は? | 更年期の友

 

更年期障害の治療といったら、どんな方法が思い浮かびますか?

  • 漢方療法
  • プラセンタ

もうひとつ代表的なものとして、「ホルモン補充療法」というものがあるのをご存知でしょうか。

 

今回は、更年期に悩む女性が選ぶひとつの選択肢である「ホルモン補充療法」について、分かり易く解説していきます!

 

ホルモン補充療法(HRT)とは

 

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医療の現場ではHRTとも略される「ホルモン補充療法」。

 

「ホルモン補充療法」とは、更年期障害により体内に不足した女性ホルモン(エストロゲン)を、注射や飲み薬、貼り薬または塗り薬などを使って補充する療法のことを言います。

 

飲み薬はなんとなく漢方などのイメージが湧きますが、貼り薬や塗り薬でもホルモンを補充することが出来るんです。

 

欧米や北欧などでも長く行われている治療の一つで、各種データやエビデンスも存在し、その安全性や有効性も確認されています。

 

もちろん、日本でも保険適用で治療を受けることが可能です。

 

ホルモン補充療法(HRT)に期待される効果とは

 

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体内に不足した女性ホルモンを補うことで、以下のようなよくある更年期障害の症状を和らげる効果が期待されています。

 

  • ホットフラッシュの緩和
  • 発汗の緩和
  • 不眠の解消
  • 抑うつ状態の緩和
  • 関節痛発症の予防
  • 骨折予防効果
  • 皮膚のコラーゲン量増加、弾性性の増加
  • 心臓血管系の病気リスクの軽減
  • 性交痛の緩和
  • 大腸ガンリスクの軽減
  • 口腔内症状の改善

 

など、これらの効果が試験により効果が期待できるとされています。

 

参考:ホルモン補充療法ガイドライン2017年度版

 

ホルモン補充療法(HRT)でアンチエイジングも出来る?

 

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上記のような効果を聞くと、コラーゲン量の増加に反応して、アンチエイジングがしたい!と考える女性もいるようです。

 

実際、「乾燥が軽減して肌ツヤが増した」「シワが減ってハリが出てきた」「肌がふっくらして毛穴が目立たなくなった」など、美容関連の良い口コミを多数目にすることもできます。

 

しかし、あくまでも治療の目的は辛い更年期症状の改善であり、美容目的ではありません。

 

保険適用の範囲に逸脱しますので、アンチエイジング目的だけで治療を受けることはできません。その場合は、自費診療をすすめられますので注意が必要です。

 

また、辛い症状があるかのようなフリをする患者さんもいるので、警戒しているお医者様もいらっしゃるのだとか。

 

本当に辛い症状を抱えている場合のみ、治療の相談をしてみましょう。

 

ホルモン保存療法(HRT)はどんな薬を使うの?

 

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ホルモン補充療法で使用される治療薬は主に4種類で、注射、飲み薬、貼り薬、そして、塗り薬などが処方されます。

 

人により症状の重さや既往症、体型や年齢なども違うため、どの薬剤をどのくらい投与するのか、というところは個人差があります。

 

ですので、どれか一つだけを処方される方もいれば、飲み薬と貼り薬や塗り薬、両方処方される方もいらっしゃいます。

 

ちなみに薬は現在も新薬の開発が進んでおり、近年ではエストロゲンだけではなく、黄体ホルモンも含んだ新しいタイプの貼り薬も存在します。

 

これにより、各症状に合わせて行える治療の幅が広がっています。

 

医療の現場はどんどん進化しているので、「年を重ねたら仕方ない、辛くても我慢しなくちゃ」などと思わずに、早めに医師に相談をしてみるというのも、選択肢の一つに入れても良いのかもしれませんね。

 

ホルモン補充療法(HRT)の費用

 

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先ほどもご説明致しましたが、お薬がどのくらい処方されるのかは、症状の重さや体質によって個人差が生まれます。そのため、合計でかかってくる費用にも個人差が生じてきます。

 

ただし、体内で不足したホルモンを補うのには当然1回や2回では難しいため、最低でも3ヶ月以上は治療期間が必要です。

 

貼り薬なら、
1ヶ月分1,500円〜2,500円×3ヶ月=4,500円〜7,500円

 

塗り薬なら、
1ヶ月分3,000円〜5,000円×3ヶ月=9,000円〜15,000円

 

内服薬なら、
1ヶ月分1,500円〜3,000円×3ヶ月=4,500円〜9,000円

 

注射なら、
1ヶ月分(注射1回)1,000円〜2,500円×3ヶ月=3,000円〜7,500円

 

つまり、最低でも3,000円〜15,000円程度の治療費がかかってきます。

 

また、月でかかる費用の平均は、約3,000円〜4,000円程度と言われています。ものすごく高そうなイメージもありますが、保険が適用されれば意外と安く抑えることが可能なようです。

 

ホルモン補充療法(HRT)の副作用とは

 

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ホルモン補充療法に限らず、治療には副作用がつきものです。

 

体質や体調にもよりますが、特にホルモン補充療法を始めたばかりの時には、以下のような気になる症状が現れやすいと言われています。

  • 不正性器出血
  • 胃がムカムカする
  • 乳房が張ってチクチク感じる
  • 偏頭痛

ただし、これらの症状はあくまでも初期症状で、治療を進めていく中で自然と治まってくることが多いのだそうです。

 

「私にはこの治療は向いてないわ」と、自己判断で治療をストップさせるのではなく、きちんと医師の判断を仰ぐことが大切です。

 

ホルモン補充療法(HRT)は出血が止まらないって本当?

 

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副作用の一つである不正出血。
特に治療をはじめた初期の段階では、不足した女性ホルモンを体内に補充するので、月経のメカニズムが働き、生理が再開して出血が起こります。

 

薬の投与量や飲み方によって出血の出方には個人差が出ますので、かかりつけ医に相談をしてみましょう。

 

また、出血を避けたいという方は黄体ホルモンを同時に摂取することによってコントロールすることも可能なので、やはりその旨を担当医に相談してみるのがおすすめですよ。

 

ホルモン保存療法(HRT)は乳がんになるリスクが高まる?

 

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以前メディアでも取り上げられたことがあり、「ホルモン保存療法は乳癌になるから危険だ!」と考えている人も多いかもしれません。

 

しかし、近年の研究では、5年未満の治療期間の場合は世間で騒がれているほど乳癌に直接的な影響を与える可能性は低く、それほど過剰に心配する必要はないと言われています。

 

近年の治療ではエストロゲンだけを補充するわけではなく、プロゲステロンも補充することが出来るので、乳がんのリスクは大幅に減少しています。

 

ただし、5年以上の治療を続けた場合は、乳がんになるリスクは高まるとの報告もあるようです。

 

どちらにせよ、全くリスクがゼロなわけではないので、治療中の間は1〜2年ごとの定期的なガン検診が推奨されています。

 

また、卵巣癌や子宮体癌のリスクが上昇する可能性があるとする報告や、現在子宮筋腫を抱えている人は筋腫が増大するなど、現在の体調や体質によって起こりうるリスクも変わってくるので、明言することはできません。

 

このあたりは、現在の状況をきちんと私たちがお医者さんに伝えられるか、というところも大切になってきますね。

 

ホルモン補充療法(HRT)を行えない人

 

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ホルモン補充療法は、心臓に疾患をお持ちの方、重度の肝機能障害を持った人や腎機能障害を持っている人は受けられません。

 

その他、乳がん、子宮がんの治療を行っている人、血栓症や高血圧、糖尿病をお持ちの方も受けることができません。

 

自分が受けることが可能かどうかは、ホルモン補充療法を取り扱っている病院で詳しく聞いてみましょう。

 

また、治療を行う前にはクリニックで各種検査を行う必要があります。

 

ホルモン補充療法(HRT)はいつまで続けるべき?

 

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ホルモン補充療法での悩みどころは、「一体いつまで続けるべきなの?」というところ。

 

一度閉経してしまえばエストロゲンは減るものだし、補うといっても、一体何歳まで補い続けるべきなのでしょうか。

 

出来れば薬はあまり飲みたくないけど、かと言って辛い症状がまた戻るのも嫌。正直、やめどきがよくわからない、というところが悩みですよね。

 

ホルモン補充療法は定期的に検診を受け、症状が落ち着いてきたなと感じたタイミングでやめて大丈夫です。

 

仮に、やめたことですぐに体調が崩れてしまった場合は、また再開することもできます。薬の量や飲み方などに関しても、かかりつけ医に都度相談すると良いでしょう。

 

ただし、治療をはじめて間もない状態で自己判断により中断すると、体調が悪化することもあるので注意が必要です。

 

必ずかかりつけ医の判断のもと、中断するタイミングは決めましょう。

 

ホルモン補充療法(HRT)は太る?

 

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ホルモン補充療法の副作用としてよく聞くのは、「太る」ということ。
食事の量は変えていないのに、太りやすくなったという噂が多いですが、実際のところはどうなのでしょうか。

 

実際のところは、副作用として太るというのは誤解です。

 

よくある噂として聞く副作用は、ホルモン補充療法ではなく、避妊用のピルの話である場合が多く、この話と混同されて「太る」という誤ったイメージがついてしまっているようです。

 

ホルモン補充療法ではそのような心配は必要ありません。

 

ホルモン補充療法(HRT)と漢方薬ならどっちがおすすめ?

 

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そもそもホルモン補充療法は、万人が受けることが出来る治療法ではありません。疾患があって行えない場合は、漢方療法をすすめられることもあります。

 

漢方薬の主な役割は、体の自己免疫力を高めることなので、ホルモン補充療法に比べて効果は緩やかに感じることが多いと言われています。

 

一般的に処方されるのは、当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)、加味逍遙散(かみしょうようさん)、桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)などの漢方薬です。

 

肩こり、のぼせ、冷え、頭痛、精神不安やイライラなど、複数の症状に対して効果が現れるのが漢方薬の良いところです。

 

あなたの現在の体調に合わせて、どちらの治療法が適切かどうかは、専門医による判断を仰ぎましょう。

 

ホルモン補充療法(HRT)よりエクオールがおすすめ

 

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もちろん投薬治療が最も早く改善できますが、なるべく自然に体調を戻したい、と考えるなら、「エクオール」を摂取するのがおすすめです。

 

エクオールとは、女性ホルモンを整える働きがある成分なのですが、その効果はイソフラボンとは比べものになりません。

 

というのも、エクオールは、元はイソフラボンから変化したものであり、しかも、そもそも日本人女性の2人に1人はどんなにイソフラボンを摂取したとしても、このエクオールを作り出すことができないからです。

 

より効率的に結果を求めるのなら、がんばって大豆製品を毎日摂るよりも、エクオールをサプリメントなどで補給するのがおすすめです。

 

近年注目されているこの「エクオール」ですが、美容効果も期待出来るとおすすめランキングでも常に上位にランクインしているサプリメントといえば、クオリアです。

 

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「クオリア」ならエクオールが理想摂取量である10mgを摂取することができるので、体内で生成することができない人はもちろん、体内生成できる人であっても、食事から補給するのは難しい量を手軽に補給することが可能です。

 

また、更年期障害の治療でも使用されるプラセンタですが、「クオリア」の中には純プエラリアがたっぷり400mgも配合されています。

 

植物性のエストロゲンがたっぷり豊富に含まれており、肌や髪がツヤツヤな美魔女たち御用達のサプリメントであるのも納得です。

 

ホルモン補充療法やその他薬を用いて早い効果を期待するのも良いですが、できることなら自然に体調を戻していきたいですよね。

 

ほてりやイライラを静めながら、肌ツヤも回復できれば、気持ちもますます上向きに!

 

更年期は誰もが経験するものです。焦らず、落ち込みすぎず、無理に我慢しないで続けられる改善方法を探していきましょう。

 

 

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