濡れない原因|更年期・産後・不妊、まさか病気?今すぐ出来る対処法 | 更年期の友

濡れない原因|更年期・産後・不妊、まさか病気?今すぐ出来る対処法 | 更年期の友

 

  • セックスの時に濡れない
  • 痛くて入れられない

 

あなたもこんなお悩みありませんか。

 

セックスの時に濡れないと、「もしかしてショックを受けさせていないだろうか・・」とパートナーに対して申し訳ない気持ちになったり、自分自身でも「もしかして濡れないのは病気のせい?」なんて不安になったりしてしまいますよね。

 

濡れないのは年齢的な問題なのか、それとも他にどんな原因が考えられるのか。

 

今回は、濡れない原因とその対処法についてご紹介いたします。

 

濡れないのはどうして?膣分泌液とは

 

濡れない原因|更年期・産後・不妊、まさか病気?今すぐ出来る対処法 | 更年期の友

 

まず、濡れない原因を探る前に、「濡れる」とは一体どのような状態のことを言うのでしょうか。

 

セックスの時に女性器が濡れる液のことを、正式には「膣分泌液」と言います。膣分泌液は粘り気のある無色透明な液体で、性的な興奮を感じたり、性器が刺激を感じると分泌されます。

 

膣分泌液には、バルトリン腺液、スキーン腺液、子宮頚管粘液、血漿(けっしょう)などが織り交ざっています。

 

膣分泌液が分泌される仕組みは、まず脳の下垂体後葉という部分からオキシトシンというホルモンが分泌され、その後下腹部に血液が集まってきます。そして性的な刺激を受けると、バルトリン腺、スキーン腺といった場所からも粘液が分泌され、膣内分泌液が生成されるといった仕組みになっています。

 

つまり、
脳からホルモンの分泌の指令がいくこと
下腹部の各器官が正常に機能していること

 

この2つがしっかりと機能していなければ、膣分泌液が正常に生成されないので、濡れない状態となってしまうのです。

 

一般的に心と身体、どちらのケアも大切だと言われるのは、こうした分泌の仕組みが関係しているからなのです。

 

脳からの指令がうまく出ていない、身体の各器官が正常に働いていない、どちらか一方が原因なこともあれば、その両方が関係して濡れない状態となっていることもあります。

 

濡れないのは年齢が原因?更年期障害の症状

 

濡れない原因|更年期・産後・不妊、まさか病気?今すぐ出来る対処法 | 更年期の友

 

若い時は特に意識をせずに濡れた気がするのに、最近では昔ほど濡れない・・。もしかして濡れないのは年齢を重ねたから?

 

45〜55歳頃の「更年期」に差し掛かると、女性は濡れづらい体質になります。
それは、女性ホルモン(エストロゲン)が大幅に減少するからです。

 

エストロゲンが減少すると膣が萎縮し始め、膣分泌液の状態も粘り気がなくなってみずっぽくなり、量自体も減少していきます。

 

そのため、性的な刺激を受けても感じ方が鈍くなっているため、濡れないようになってしまうのです。

 

また、このような更年期障害の症状は年齢を重ねた女性だけではなく、最近では若年性更年期障害を抱える女性も増えています。

 

過度なストレスや長時間労働、過激なダイエットなどによって女性ホルモンのバランスが崩れることにより、更年期と同じような症状が起きます。

 

そうすると、セックスの時に濡れない、という更年期障害の一つである症状も起こります。

 

濡れない原因とは

 

濡れない原因|更年期・産後・不妊、まさか病気?今すぐ出来る対処法 | 更年期の友

 

更年期障害は女性ホルモンの減少が原因でしたが、その他精神的な理由や肉体的な原因も考えられます。

 

お腹が空いている

え、そんなこと?と思ってしまいますが、膣分泌液を生成するためには、脳からホルモン分泌の指令が出させるとご説明しましたよね。幸せホルモンが出る状態とは、人間にとって生命的な欲求が満たされている状態の時に出ます。
具体的には、食欲と睡眠欲です。三大欲求といえば食欲・睡眠欲・性欲などと言われますが、これは私たち人間が生き延びていくために自然に備わった欲求です。
食事をしなければ飢餓で飢えてしまいますし、睡眠がしっかりしないと脳も働きません。その状態が整った上でないと、子孫を繁栄させるための性欲も働かないのです。
セックスの前には、パートナーと一緒に食事を美味しく楽しく食べて、まずは食欲を満たしましょう。

 

睡眠不足・寝不足

上記と同じ理由で、寝不足の状態だと、性欲よりも睡眠欲の方が勝ってしまいます。連日の睡眠不足では身体も脳もバテバテ。単に濡れないだけではなく、オーガズムも感じづらい状態ですので、日頃から十分に休息をとりましょう。

 

水分不足

膣分泌液は血漿(けっしょう)が成分として入っています。血漿とは血液から血球を取り除いた残りの体液成分のことを言います。

 

身体の中の血液自体が不足している=水分不足な状態では、もちろん膣分泌液も生成されません。接客業などが原因で、トイレに行く回数を減らすためにわざと水分を取らないようにしている女性などは、濡れづらいといった現象が起こりやすいと言われています。

 

冷え性

冷え性とは、特に手や足などの末端などまで血液が十分に巡らずに冷たく感じる現象のことを言います。これは体内での熱生産量が少なくなったことにより体温の低下を防ぐために、交感神経と呼ばれる神経が働き、血管が収縮することで起こります。
つまり、膣分泌液の主成分である血漿は、要は「血液」なのですから、血の巡り自体が悪くなれば、当然濡れなくなる、ということです。

 

過度なダイエット

無理な食事制限や栄養不足になると、血液循環が悪くなったり、自律神経やホルモンのバランスが乱れます。脳からの指令と下腹部の器官との連携がうまく行われなくなることでも濡れづらくなります。

 

産後

産後は身体が子育てモードになっているため、自然と性欲が減退します。これはホルモンバランスの影響なので仕方がないことです。特に母乳が出ている間はプロラクチンという母乳を作るためのホルモンが出ており、このホルモンが性欲を減退させているのです。また、出産を終えた後、膣が次の妊娠を迎える準備をするまでには時間がかかります。ほとんどの女性の場合、離乳までの間はこのように濡れづらい状態が続くと言われています。

 

考えすぎ

「今日も濡れなかったらどうしよう」「入れるの痛いから嫌だな」セックスの最中にも、頭の中でこんなことを考えていませんか?
セックスに集中しているように見せかけて、頭の片隅には不安がチラリ。こんな状態では、脳から幸せホルモンの指令は出ません。

 

濡れないのはもしかして病気が原因?

 

濡れない原因|更年期・産後・不妊、まさか病気?今すぐ出来る対処法 | 更年期の友

 

まったく膣が濡れない時は、病気が原因の可能性もあります。「私は不感症だから仕方がない」「そういう体質」と諦めずに、婦人科を受診してみるのもひとつです。

 

膣乾燥症

40代後半以降の女性や産後の女性がなりやすいのが、膣乾燥症。読んで字のごとく、膣内が乾燥してしまう症状です。
これは主に女性ホルモン(エストロゲン)の減少が原因と言われていますが、添加物などに対するアレルギー反応とも関連があると言われています。

 

萎縮性膣炎

アメリカの家庭医学会(AAFP)の報告によれば、閉経後の女性のなんと40%以上が萎縮性膣炎にかかっているとも言われる萎縮性膣炎。こちらは女性ホルモン(エストロゲン)が減少することにより、膣が炎症を起こしてしまう症状です。性行時に痛みを感じたり、出血しやすくなったりします。

 

その他、現在使用中の薬の副作用やアレルギー反応、性病などが原因で膣内が乾燥しやすくなっている可能性もあります。

 

どうする?濡れないときの対処法

 

濡れない原因|更年期・産後・不妊、まさか病気?今すぐ出来る対処法 | 更年期の友

 

濡れない状態で我慢をしながらセックスをするのは辛いですよね。何度もやればだんだんと濡れてくる、というものでもありません。

 

痛いのは無理をせずに、今すぐ出来る対処法を試してみましょう。

 

濡れやすいムードを作る

照明を落とす、音楽をかける、興奮する様なアロマを焚くなど、雰囲気作りは重要です。例えば産後で濡れづらい時などは特に、「子供が起きちゃったらどうしよう」など、頭の片隅に考えてしまったりしますよね。
雰囲気作りはもちろんのこと、まずは、周りを気にせず2人で思いっきり楽しめる環境を整えることが大切です。

 

前戯に時間をかける

自分だけがしてもらうのではなく、パートナーの性感帯も刺激してあげましょう。互いの気持ちが盛り上げることで濡れやすくなるので、前戯にたっぷりと時間をかけ、興奮度を上げていきましょう。また、おもちゃを使ってみたり、縛ってみたり、普段とは違うことをしてみることでも興奮度を高めることが出来ます。

 

ローションや潤滑ゼリーを使用する

挿入時に痛みを感じる時は、ロージョンや潤滑ゼリーを使うのがおすすめです。「ローションを使うなんて、なんだかAVみたいで恥ずかしい」と思う方もいるかもしれませんが、使ってみた方の感想はといえば、「もっと早くから使っていれば良かった」という方がほとんど。
パートナーもローションプレイをしてみたいと思っていながら、実は口に出せずにいるかもしれません。あなたの方から使いたいと言ってくれるのは、実は嬉しいと思う男性も意外と多いですよ。

 

ちなみにローションを入り口にだけ塗っても、結局挿入すると「痛い・・」ということもよくあります。おすすめは、注射器型になっていて膣の中に入れられる様になっている潤滑ゼリー。実際、産婦人科でも販売されていたりするので、そういったものを活用するのも良いでしょう。

 

>>潤滑ゼリー詳細はこちら

 

婦人科で相談する

デリケートゾーンの悩みは相談しづらいですが、真剣に悩んでいるのであれば、婦人科で相談をしてみましょう。外陰部用の女性ホルモンのクリームや膣錠など、症状に合わせて処方してもらうことが出来ます。メンタル的な要因で濡れないことも多いので、心療内科なども併設しているような婦人科を探すと良いでしょう。

 

濡れない体質を改善!

 

濡れない原因|更年期・産後・不妊、まさか病気?今すぐ出来る対処法 | 更年期の友

 

一時的な対処法も必要ですが、濡れやすい体質になるためには、日頃の生活習慣が大切です。毎日の生活の中でできる改善方法をご紹介いたします。

 

膣トレ

性感帯の働きを良くするために、膣トレーニングを行いましょう。産後や運動不足が原因でも膣は緩みやすくなるので、1日3分程度で出来る膣トレーニングをを行うのがおすすめ。

 

1,足を肩幅に開く
2.膣を引き締めるイメージを持ちながらゆっくりと息を吸いながら、だんだんとおしりに力を入れていきましょう。キュッと小尻の状態になったら息を止めて5秒キープ
3.ゆっくりと息を吐きながら力を抜いていきます

 

息をゆっくり吸って吐くところがポイントです。場所を問わずにいつでもどこでも手軽に出来るトレーニングなので、ぜひやってみてください。

 

水を飲む

膣分泌液の主成分は血液。日頃から血の巡りをよくするために水分はこまめにとりましょう。なかなか習慣のない方におすすめなのは、トイレに行ったらコップ1杯のお水を飲むこと。
トイレに行ったということは、それだけ体の中から水分がなくなったわけですから、補給しなければどんどん血液濃度は濃くなってしまいます。

  • 朝起きた時
  • 寝る前
  • トイレに行った後

こんな風に、何かのタイミングで必ず飲む、という習慣を作ると自然と水分補給できるようになりますよ。

 

ホルモンバランスを整える

脳から幸せホルモンを出すためには、ホルモンバランスを整えましょう。特に、更年期障害やストレスの多い方、ダイエットをしている方などは女性ホルモン(エストロゲン)が不足しがちです。
婦人科でホルモン補充療法を受ける、女性ホルモン様作用のあるイソフラボンを食事から接種する、エクオールサプリメントを摂取するなどして、減少した女性ホルモンを補いましょう。

 

>>エクオールサプリメントとは?詳細はこちら

 

ストレス発散

ストレスは万病の元。仕事や家事、プライベートなどでどんどんストレスが溜まっていくと、常にイライラしたような状態になる、性欲も何もなくなってしまいます。ポジティブシンキングで、悪いことよりも、楽しいことや明るい話題に意識を向けてみましょう。

 

デリケートゾーン専用ソープで洗う

ところで、デリケートゾーンは体を洗うボディーソープと同じものを使用していませんか?ボディーソープや石鹸などは基本的に汚れを落とすために「アルカリ性」になっています。デリケートゾーンに使用するには刺激が強すぎるものがほとんどなので、専用のソープで洗いましょう。
また、膣内まで洗浄剤を入れて洗うのはNGですよ!膣内にはもともと雑菌が繁殖しない様に日頃から常在細菌が守ってくれているので、ソープで洗うとそのバリアが崩れてしまいます。どうしても臭いが気になってしまうという人は、膣内専用の洗浄剤で洗いましょう。

 

冷え性改善

もともと冷え性気味の人は、血の巡りを良くすることを心がけましょう。ジンジャーはちみつティーを飲んだり、あたたかい格好をして体を冷やさない様にしたり、シャワーだけでなくしっかり入浴するなどの対策もおすすめです。

 

膣用特殊レーザー(モナリザ・タッチ)

NHK情報番組「あさイチ」でも紹介された、膣の若返りレーザー治療、モナリザ・タッチ。顔の若返り治療を膣用に応用して開発された機械を用いた治療法です。。
欧米では既に1万人以上の施術実績があり、その安全性や高い効果が確認されています。乾燥して濡れない、性行痛以外にも、尿漏れ、におい、かゆみなど加齢に伴う不快症状を緩和する効果が期待できます。

 

濡れないのは改善出来る!

 

濡れない原因|更年期・産後・不妊、まさか病気?今すぐ出来る対処法 | 更年期の友

 

濡れない原因と対処法はいかがでしたか?
濡れないと悩んでいるのは、決してあなただけではありません。
また、「気持ちいいと感じている=濡れる」という男性の間違った思い込みによって、あなたが苦しむ必要はありません。

 

原因が特定できれば、改善することだって可能です!

 

そして、ここでご紹介した対処法や改善方法を試すことももちろん良いですが、まずはパートナーと気持ちを分かち合い、あなたから素直な愛情を伝えてみてはいかがでしょう。

 

そして、どうしたらもっとお互いに気持ち良くなれるのか、恥ずかしがらずに、思い切ってパートナーに相談してみるのもひとつですよ。

 

なぜならば、あなただけが努力をすれば、必ず解決できる問題ではないからです。

 

素直に愛情を表現すれば、「そんなに思ってくれていたなんて。」と、これをきっかけに、今よりもっとパートナーとの絆を深めることも出来るかも。

 

濡れない体質に悩むよりも、互いの良いところを改めて見つめ直し、より深い愛情を育むきっかけにしていきましょう。